健康ブログ

2016年9月24日 土曜日

お口の健康に大切なだ液の話

<お口の健康に大切なだ液の話>



おいしそうな食べ物を見ると、口の中にだ液がわいてきます。

「つば」や「よだれ」といわれると、
汚いもののようなイメージもありますが、
だ液は私たちのお口の健康にとても重要なもの。

今回は、だ液のイメージを回復すべく、だ液の素晴らしさをお伝えしたいと思います。

だ液は血液をもとに作られ、常時お口の中に2~3mlあります。
食事などで分泌量が増え、一日に分泌されるだ液量は500mlのペットボトル1~3本分。

かなりの量だと思いませんか?

だ液の働きとしてよく知られているのは、「消化作用」ではないかと思われます。

学生時代に、だ液にはだ液アミラーゼといわれる消化酵素が含まれている
と習った記憶がある方もいるのではないでしょうか。

では、だ液の働きはそれだけでなく、しかも、だ液には2種類あるのはご存じですか?

だ液にはサラサラしたものとネバネバしたものの2種類があり、

消化を助けるのはサラサラのほう。
ネバネバには、お口の粘膜を保護し、細菌の侵入を防ぐ役割があります。

サラサラのだ液は、主に耳の下やあごのつけ根あたりから分泌されています。
ネバネバのだ液は、あごのつけ根あたりや舌の下から分泌されています。
この2種類のだ液が絶妙に働き、私たちの健康が守られています。


食事をとると酸性に傾く口腔内のpHを中性に戻し維持し、
歯の再石灰化を促進する作用は、むし歯予防に重要です。

老化防止や発がん性物質がつくる活性酸素を減少させたり、
認知症の発生を抑えたりする作用は、全身の健康維持に大切です。

加齢に伴うだ液を作る機能の低下や分泌する機能の低下で、
だ液の分泌が減ってしまうことがあります。

服用している薬の影響で、だ液の分泌が減ることもあります。

口呼吸や病気により分泌量が減ってしまうこともあります。

だ液の分泌量が減ると、これまでだ液の働きで保たれていた口腔内の健康や、
全身の健康を維持するのが難しくなります。

歳をとるとともに歯周病にかかりやすくなるのは、
だ液分泌量の低下も一因だと考えられます。


だ液の分泌量が低下してしまうドライマウス(口腔乾燥症)は、歯科医院で相談できますので、
最近、口が乾燥するなあという方は、ぜひお気軽におたずねくださいね。

投稿者 とみた歯科医院 | 記事URL

2016年8月17日 水曜日

冷えで歯が痛む!?

<冷えで歯が痛む!?>


冬の寒さだけでなく、空調が発達した現代は夏も冷えとの戦いです。

周囲の気温にかかわらず、
「体が冷えている」と感じる冷え性に悩む女性は
8割近くにも上ると言われています。

冷え性は末梢血管の血行不良で起こると言われています。

血行不良となる原因は、生活習慣や空調、衣類の締め付け、自律神経の乱れなど。

病気ではなく、体質の一つと考えられていますが、
冷え性はさまざまな不調につながっていると言われています。

肩こり・腰痛・神経痛・肌荒れ・肥満・むくみ・頭痛・便秘など。
疲れが取れない、イライラしがちといったものも冷え性の人に多いそうです。

この冷え性は、
歯の痛みとも関係がありそうだと言われているのはご存じでしょうか?


冷え性を自覚している人の中には、
冷え性の症状として歯の痛みをあげている人もいます。
これは、どういうことなのでしょうか。

冷えによる歯の痛みは、歯茎の血行不良が関係しているようです。

先ほど、冷え性はさまざまな原因による末梢血管の血行不良であると書きました。
歯を支えている歯茎は体の末端にあたり、歯茎には無数の毛細血管があります。

冷えにより歯茎で血行不良が起きると、歯茎の免疫力が下がってしまいます。

虫歯と並んで恐れられている歯周病は、歯周病菌により引き起こされます。

健康時は歯茎の免疫機能が働き、
歯周病菌を抑え込むことができています。

ところが、歯茎の血行不良で免疫力が下がると、
歯周病菌は待っていましたとばかり悪さをし始めてしまいます。

歯周病は歯茎の病気ですが、歯周病により歯が痛いと感じることもあります。

これは、虫歯でもいえることですが、
お口の中の痛いという感覚は正確でないことがあり、
痛いと思っていた歯は健康で、
隣の歯が虫歯だったということもあります。

歯への刺激はそれを支える歯茎にも伝わりますので、
歯の痛みと歯茎の痛みを感じ分けるのは難しいのでしょう。

冷えにより歯の痛みを発症している場合は、
痛いからといって冷やすのは逆効果です。

虫歯などにより炎症を起こしている場合は、
患部を冷やすことで症状が和らぐことがありますが、
冷えによる歯の痛みならば冷やしてはいけません。

歯の痛みが冷えによって起きた歯周病なのか、
虫歯などの他の疾患なのかは自分で判断するのは危険です。

歯の痛みを感じたら、まずは歯科医院に相談することをおすすめします。

投稿者 とみた歯科医院 | 記事URL

2016年6月 6日 月曜日

お口の健康に大切なだ液の話

<お口の健康に大切なだ液の話>


おいしそうな食べ物を見ると、口の中にだ液がわいてきます。


「つば」や「よだれ」といわれると、汚いもののようなイメージもありますが、
だ液は私たちのお口の健康にとても重要なもの。


今回は、だ液のイメージを回復すべく、だ液の素晴らしさをお伝えしたいと思います。


だ液は血液をもとに作られ、常時お口の中に2~3mlあります。

食事などで分泌量が増え、一日に分泌されるだ液量は500mlのペットボトル1~3本分。

かなりの量だと思いませんか?


だ液の働きとしてよく知られているのは、「消化作用」ではないかと思われます。


学生時代に、だ液にはだ液アミラーゼといわれる消化酵素が含まれている、
と習った記憶がある方もいるのではないでしょうか。

では、だ液の働きはそれだけでなく、しかも、だ液には2種類あるのはご存じですか?

だ液にはサラサラしたものとネバネバしたものの2種類があり、

消化を助けるのはサラサラのほう。

ネバネバには、お口の粘膜を保護し、細菌の侵入を防ぐ役割があります。



サラサラのだ液は、主に耳の下やあごのつけ根あたりから分泌されています。

ネバネバのだ液は、あごのつけ根あたりや舌の下から分泌されています。

この2種類のだ液が絶妙に働き、私たちの健康が守られています。


食事をとると酸性に傾く口腔内のpHを中性に戻し維持し、
歯の再石灰化を促進する作用は、むし歯予防に重要です。



老化防止や発がん性物質がつくる活性酸素を減少させたり、
認知症の発生を抑えたりする作用は、全身の健康維持に大切です。

加齢に伴うだ液を作る機能の低下や分泌する機能の低下で、
だ液の分泌が減ってしまうことがあります。

服用している薬の影響で、だ液の分泌が減ることもあります。

口呼吸や病気により分泌量が減ってしまうこともあります。

だ液の分泌量が減ると、これまでだ液の働きで保たれていた口腔内の健康や、
全身の健康を維持するのが難しくなります。

歳をとるとともに歯周病にかかりやすくなるのは、だ液分泌量の低下も一因だと考えられます。

だ液の分泌量が低下してしまうドライマウス(口腔乾燥症)は、

歯科医院で相談できますので


最近、口が乾燥するなあという方は、ぜひお気軽におたずねくださいね。

投稿者 とみた歯科医院 | 記事URL

2016年3月29日 火曜日

お口の健康は認知症予防につながる

<お口の健康は認知症予防につながる>


年をとるとあちこちに不調が出るとはよく聞く話です。

しかし、若いころほど体が動かなくなってしまうのは仕方ないとしても、
できるだけ長く介護を受けず自力で生活していきたいと思っている方が
多いのではないかと思います。

健康で他の人の手を借りず何歳まで生きられるかを表すものとして、
健康寿命があります。

日本の健康寿命は男性71.1歳、女性75.6歳(2013年)。

これは、平均寿命と約6歳、約11歳の差があります。

健康を損なってしまう原因を調べてみると、
厚生労働省が行った平成22年国民生活基礎調査のデータを見つけました。

これによると、要介護となってしまう原因の1位は脳卒中(24%)。
次いで、認知症(20.5%)となっています。

意外にも、日本人の死因第1位となっているガンは2%程度にとどまっていました。

さて、今日ご紹介したいのは、お口の健康は認知症予防につながるというお話です。

歯と認知症。そこにどんな関係があるのかピンときませんね。

しかしながら、義歯を使っておらずほとんど歯がない人は、
認知症罹患率が20本以上歯がある人の1.9倍にあたると言われています。

「よく噛むと頭がよくなる」って聞いたとないでしょうか?

噛むことが脳への刺激となり、
脳が活性化され脳の働きが良くなるということのようです。

これは、神奈川歯科大学教授の調査で、
よく噛むと記憶力がアップすることがわかっており、ただの言い伝えではないようです。

ここから、歯の本数が少ないとしっかり咀嚼することができず、
認知症になりやすいと考えることができると思います。

よって、自分の歯をできるだけ多く残すこと、
しっかり噛めるお口にしておくことが認知症予防になるはずです。

日本人が、自分の歯を失う一番の原因は歯周病です。

次いでむし歯。

歯周病もむし歯も初期は無自覚であることが多く、
痛みなどの自覚症状が出た時は進行していまっているのが怖いところです。

歯周病予防、むし歯予防に共通するのは、歯をきれいにしておくこと。
歯についた歯垢を放置すると歯周病やむし歯の原因になるので、
定期的にきれいにすることが大切です。

家での毎日のケアに加えて、
歯科医院で定期的にお口のチェックとクリーニングを受けることは、
お口の健康を保ち認知症を予防することにつながることでしょう。

投稿者 とみた歯科医院 | 記事URL

2016年3月10日 木曜日

歯の詰め物と食事

<歯の詰め物と食事>


日曜日や祝日、年末年始は、休診となる歯科医院が多くなります。

一般的な歯科医院が休診中に、むし歯などで急な痛みがある場合は、
歯科医師会などで行っている休日診療が頼りになります。

しかし、詰め物がとれるといった痛みがない歯科トラブルの場合は、
休診明けに通院することになるでしょう。


今回は、休日に外れてしまうと不安になる詰め物の豆知識をお届けしたいと思います。


詰め物が取れやすい食べ物 詰め物がとれてしまった経験をお持ちの方の話を聞くと、
詰め物は粘り気のある食べ物に弱い傾向が見られます。

粘り気といっても、納豆やとろろのような柔らかな粘り気ではなく、
おもちのような粘り気です。


おもちの他にガムやソフトキャンディー、キャラメルなどが取れやすいと言われています。


他に、かたい食べ物も詰め物に良くないと言われることがあります。

かたい食べ物の場合、
食べ物で詰め物が外れてしまうというより、
歯や詰め物が欠けたり傷ついたりした結果、詰め物が外れてしまうようです。


どうやって詰め物がとれるの?


詰め物がとれてしまう原因は、
詰め物と歯の接着部に異常が生じること。



金属・セラミック・プラスチックなど、詰め物の素材にかかわらず、
詰め物と歯の接着に接着剤が使われています。

接着剤といっても、ご家庭で使うような市販の接着剤や木工ボンドとは違う、
歯科専用のものですのでご安心くださいね。


詰め物と歯の接着部にすき間が生じると、詰め物がとれてしまいます。

すき間が生じる原因の一つは、食事や歯ぎしりなどで強い力がかかること。

スポーツや重いものを持ち上げて歯を食いしばっても、歯に強い力が加わります。


その他の原因としては、新たなむし歯が考えられます。


接合部にう蝕が生じることですき間が生じ、詰め物がとれてしまうのです。

詰め物がとれてしまった場合、
詰め物の再接着で治療が終わる場合もありますので、


取れた詰め物は捨てずにできるだけ早く歯科医院で診てもらいましょう。

取れた詰め物を放置すると 「歯科医院に行かなきゃ」と思いながら、
詰め物がとれたまま放置してしまっている方を見かけることがあります。

詰め物がとれた箇所には歯垢がたまりやすく、
新たなむし歯の原因となりかねません。


むし歯で穴が広がってしまうと、詰め物の再接着だけで済まず、
詰め物を作り直さなければなくなる可能性があります。


詰め物がとれてしまったら、早めの受診でお口の中も気持ちもすっきりしてくださいね。

投稿者 とみた歯科医院 | 記事URL