健康ブログ

2016年3月29日 火曜日

お口の健康は認知症予防につながる

<お口の健康は認知症予防につながる>


年をとるとあちこちに不調が出るとはよく聞く話です。

しかし、若いころほど体が動かなくなってしまうのは仕方ないとしても、
できるだけ長く介護を受けず自力で生活していきたいと思っている方が
多いのではないかと思います。

健康で他の人の手を借りず何歳まで生きられるかを表すものとして、
健康寿命があります。

日本の健康寿命は男性71.1歳、女性75.6歳(2013年)。

これは、平均寿命と約6歳、約11歳の差があります。

健康を損なってしまう原因を調べてみると、
厚生労働省が行った平成22年国民生活基礎調査のデータを見つけました。

これによると、要介護となってしまう原因の1位は脳卒中(24%)。
次いで、認知症(20.5%)となっています。

意外にも、日本人の死因第1位となっているガンは2%程度にとどまっていました。

さて、今日ご紹介したいのは、お口の健康は認知症予防につながるというお話です。

歯と認知症。そこにどんな関係があるのかピンときませんね。

しかしながら、義歯を使っておらずほとんど歯がない人は、
認知症罹患率が20本以上歯がある人の1.9倍にあたると言われています。

「よく噛むと頭がよくなる」って聞いたとないでしょうか?

噛むことが脳への刺激となり、
脳が活性化され脳の働きが良くなるということのようです。

これは、神奈川歯科大学教授の調査で、
よく噛むと記憶力がアップすることがわかっており、ただの言い伝えではないようです。

ここから、歯の本数が少ないとしっかり咀嚼することができず、
認知症になりやすいと考えることができると思います。

よって、自分の歯をできるだけ多く残すこと、
しっかり噛めるお口にしておくことが認知症予防になるはずです。

日本人が、自分の歯を失う一番の原因は歯周病です。

次いでむし歯。

歯周病もむし歯も初期は無自覚であることが多く、
痛みなどの自覚症状が出た時は進行していまっているのが怖いところです。

歯周病予防、むし歯予防に共通するのは、歯をきれいにしておくこと。
歯についた歯垢を放置すると歯周病やむし歯の原因になるので、
定期的にきれいにすることが大切です。

家での毎日のケアに加えて、
歯科医院で定期的にお口のチェックとクリーニングを受けることは、
お口の健康を保ち認知症を予防することにつながることでしょう。

投稿者 とみた歯科医院 | 記事URL

2016年3月10日 木曜日

歯の詰め物と食事

<歯の詰め物と食事>


日曜日や祝日、年末年始は、休診となる歯科医院が多くなります。

一般的な歯科医院が休診中に、むし歯などで急な痛みがある場合は、
歯科医師会などで行っている休日診療が頼りになります。

しかし、詰め物がとれるといった痛みがない歯科トラブルの場合は、
休診明けに通院することになるでしょう。


今回は、休日に外れてしまうと不安になる詰め物の豆知識をお届けしたいと思います。


詰め物が取れやすい食べ物 詰め物がとれてしまった経験をお持ちの方の話を聞くと、
詰め物は粘り気のある食べ物に弱い傾向が見られます。

粘り気といっても、納豆やとろろのような柔らかな粘り気ではなく、
おもちのような粘り気です。


おもちの他にガムやソフトキャンディー、キャラメルなどが取れやすいと言われています。


他に、かたい食べ物も詰め物に良くないと言われることがあります。

かたい食べ物の場合、
食べ物で詰め物が外れてしまうというより、
歯や詰め物が欠けたり傷ついたりした結果、詰め物が外れてしまうようです。


どうやって詰め物がとれるの?


詰め物がとれてしまう原因は、
詰め物と歯の接着部に異常が生じること。



金属・セラミック・プラスチックなど、詰め物の素材にかかわらず、
詰め物と歯の接着に接着剤が使われています。

接着剤といっても、ご家庭で使うような市販の接着剤や木工ボンドとは違う、
歯科専用のものですのでご安心くださいね。


詰め物と歯の接着部にすき間が生じると、詰め物がとれてしまいます。

すき間が生じる原因の一つは、食事や歯ぎしりなどで強い力がかかること。

スポーツや重いものを持ち上げて歯を食いしばっても、歯に強い力が加わります。


その他の原因としては、新たなむし歯が考えられます。


接合部にう蝕が生じることですき間が生じ、詰め物がとれてしまうのです。

詰め物がとれてしまった場合、
詰め物の再接着で治療が終わる場合もありますので、


取れた詰め物は捨てずにできるだけ早く歯科医院で診てもらいましょう。

取れた詰め物を放置すると 「歯科医院に行かなきゃ」と思いながら、
詰め物がとれたまま放置してしまっている方を見かけることがあります。

詰め物がとれた箇所には歯垢がたまりやすく、
新たなむし歯の原因となりかねません。


むし歯で穴が広がってしまうと、詰め物の再接着だけで済まず、
詰め物を作り直さなければなくなる可能性があります。


詰め物がとれてしまったら、早めの受診でお口の中も気持ちもすっきりしてくださいね。

投稿者 とみた歯科医院 | 記事URL